なるほど、そうやって街の文化は消えていくのか、、、って瞬間を体験したスよ
僕の住んでる街には秋に開催されてるんかな?子供の祭りってのがあってね、
祭りの日以外子供神輿は、ゴミステーションに隣接してる倉庫的な建物の中に収納されてるんスよ
で、僕ね
その倉庫の前で神妙な顔をした爺さんたちが会議してたタイミングで、ちょうど通りかかっちゃったんス
多分なんスけど、この爺さんたちは街の偉いさんたちなんス
爺さんたち、声でかいですやん?
わりと遠いところから会議の内容が筒抜けなんスよね
どうも街としては、その建物の賃料を1回も支払ったことがないんだそうで、
何十年?ひょっとしたら数回建て替えもしたはるかもわからないじゃないですか?100年以上?
無料でお世話になりっぱなしだったんだそうです
ところが倉庫の持ち主さんがね、どうも今年お孫さん?もしかしたらどこかの不動産屋さんに代替わりされたんだそうで、
新しい大家さんが「おい街よ、ええかげんにせえよ」となり
街の重鎮たちは「どうしようどうしよう」と
ちなみに、うちの街に現存する子供たちの数、めっちゃ少ないんスよね
野良猫よりも少ない
なんやったら狸や狐の数よりも少ないかもしれないス
僕が爺さんたちの前をいそいそと通り過ぎる間に会議が終わるほどに、重鎮たちの決定は早かったんス
「子供神輿の廃棄決定&来年から祭りなし!以上、解散!」
すごくない?
お祭りって豊作とか大漁とかを神様に感謝するイベントじゃないん?
もしくは街の人たちに対する子供たちの顔見せ「困ってたらサポートよろしくね」みたいなことも兼ねてたり、
安全を祈願したりみたいなのもあるかも知れんよね?
まぁお祭りに限らず子供行事の廃止なんて、令和の今はどこの街でも起こってそうではあるんスけど
ところでお神輿の処分ってどうやってはるんやろ?
神社さんで1月にお炊き上げみたいな感じなんやろか?
ニューミュージックマシーンのドラムの音、いけるかなぁ?と思ったんやけど