定期的に「フレーズじゃなくシンセの音色をサンプラーに読み込むメリット」について尋ねられるんスけど、
利点として一番大きいのは、
複数台同時に鳴らしたシンセ達の音をまとめられるってことなんじゃないかなぁ、と
右と左でLFOのスピードを変えた音なんかもサンプリングすると鍵盤毎に揺れの速度が変わって楽しいスよね👍
あとは、エフェクトして希望する音になった後の音を鍵盤で鳴らせるってのも大きいス
アナログシンセのパッドの音—白玉で弾く用途で、レゾナンスも上がってるような音色は、
MIXで混ぜていくと「コーコー」してあんまり心地よくなかったりしません?
で、そういうのはしゃーなしでレゾナンスで上がってる周波数付近をEQでカットして混ぜていくんスけど、
そういう時にあらかじめEQした音色をサンプラーに取り込むと、単音で聴くと物足りないんやけど、MIX時に俄然扱いやすい音色になったりしますやん?
とはいえシンセの音色をサンプラーで読み込む一番の利点は、音の頭の位置を調整して演奏しやすくできるってことなんじゃないか?と
例えばスローアタックのストリングスって8分音符のフレーズすら演奏が難しいですやん?
そういう時にはサンプラーに取り込んで音の出だしを波形がこんもりした場所に調整すれば、演奏しやすい&MIX時でも細かな音色もよく聴こえるような音色になりますやん?
逆にデメリットとしては、サンプラーの方が細かなモジュレーション関係は弱いんじゃないか?と
アフタータッチでオシレーター1の音程だけしゃくりあげるとかの、シンセの醍醐味初歩でさえ、サンプラーで動作するように準備するのは大変になってきますよね
とか書いてるうちに、シンセ波形をサンプラーで読み込み
サンプル読み出しのスタート位置を後ろにずらしていくと、、、、古のユーロビートができあがってしまったス
この世界は
ソニックマキシマイザー!!!とかSansAMPなんかが流行ってしまい、なんだか歪っぽくて抜けが悪い音になっていく!
までがデフォルトだったり
全部のトラックにSansAMPのエミュレーションプラグインArturia OPAMP-21を挿してみたス
SAVE THE EAR!