みなさんもDI持ってますか?
僕も結構持ってました。
「ました」は過去形です。
コンパクトエフェクターと割と同じ頻度で無くなるんスよね…
ああいうのどこに消えるんでしょうか?
タンスの裏とかからおびただしい数のDIがっ?(笑)
で、最近はもっぱらマイクプリについてくるDI端子、HIZ接続端子ですな、そんなのを使ってますよ。
うちにきてくれる賢い子達は、自分好みのDIを持参してくれますからね、
それで十分に事足りてるってところもあります。
うちのDIを「これ使ってみたら?」とかやってしまったはいいけど、
いまいちやった場合の!トライ&エラーの時間を割いてくれるセッションってのに僕はまだ出会った事がないんだ。
これを『関西風味』と言います。
関西という世界はね、『言ってもたもんの負け』の世界なんス。
『勉強しまっせ』は、そういう言葉なんスよ。
さ、本題に入るス。
先ずは自問自答してみました。
Q.DIで音変わりますか?
A.僕的には多分変ってると思うんスけど…
Q.どう変りますか?
A.変るだけだと思います。ブラインドテストでわかる程度ではないか?と
僕自身そんな程度の認識でしたので!
全然よくないので!
なんていうか…男子としてこの世に生をうけたなら
ベースにはこのDI!
ギターにはこのDI!
オベーションきたらこのDI!
セミアコならこのDI!
それを基準に、いろいろ試していこうよ!
とか言いたくないですか?
とか言いながらの実験なんスけど、例によって….実験前から面倒になってきたので
とりあえずDIが一番苦手そうな『セミアコ』をDIに接続して、Elevenで受けてみました。
以下実験機材の紹介
エレキギター:Dearmond/Starfire
↓
シールド:1m
↓
DI要素
↓
192/IO
↓
Digidesign Eleven

アンプタイプにはこれまたデリケートなAC30タイプのプリセット
AC Grinderを選択、マイクをコンデンサのオフマイクに変更
※AUXでスプリングリバーブかけてます
ベースはプレベをBassPodProに(つまみ位置はFlip Top)
素材ミュージックは、昨日ハロウインだったもんで『鶏そぼろ南瓜』って曲を作ってみました。
作るってほどのもんじゃないスね、すんません。鳴ってりゃいんス!
1番は歌入り、2番は1番をそのまま貼付けて、歌とエレピと弦をMUTEしてます。
先ずはSSL XLogicのHIZ端子です。
なんとなくなんスけどこの子だけ音が異質な気がしました。
説明書に書いてあるインピーダンスは
>1200ΩSwitchable to 8200Ω
♪『鶏そぼろ南瓜』SSL
次にうちで一番DI使用頻度が高いAVALON DESIGN VT737のDIインプット
今回の実験ではコンプとEQはオフってます。
♪『鶏そぼろ南瓜』VT737
BRENT AVERILL NEVE3405のDIインプット
♪『鶏そぼろ南瓜』NEVE3405
PRESONUS M-80のDIインプットっていうか、これはコンボジャックですから
♪『鶏そぼろ南瓜』M80
結果は…あえて伺います(笑)いかがなもんスか?
僕的には、
「弾いてる時には違いはわかりますが、プレイバックした時、他の楽器が鳴った時には違いはわからなくなり、どうでもよくなる類いの問題だった」
でした。
さーせん
そろそろ各地で旋風を巻き起こしているであろうELEVEN RACKの方は
手動、自動でインピーダンスを12段階も変更できるらしいですな。
そこだけ販売したらいくらになりますか?と思いました。
November 1, 2009 6:09 pm |
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Vintage編はどないでしたか?
僕と同様、プラグインのルックスに気持ちを持っていかれ、処理に困ってる方も多かったんじゃないか?とニヤニヤしてます。
世界に数多あるプラグインコンプの世界、もうキノコ的にニョコニョコでてくる
プラグインコンプの世界!
の割に変化量が分かりにくいもんですけどなにか?的に
女子にはわかってもらえんでも、男子は頑張って小さい事言っていこうよ!
って思います。
さ、『今日からはじめよう!お父さんのための週末コンプ~最初からついてきたりしてるやつとか、安価なやつ編~』
はじめます。
歌がないとわからんなぁ…という反省から、今回歌入りで!
素材はNice to Meet youさんが頑張ってくれました。
僕もコーラスしたんやけどな。
なんしか想像がつきやすいように、若向きの速いやつを作りました。
で、うちによく来て下さるアプローチ(バンド風)で制作。
使用機材は
Drum : Structure Studio Kit
Bass : Moon黎明期のカスタム品って言っていいんかな?
からBassPodPro(EDENをチョイス)
Guitar:PRS最廉価版→AVALON VT737のDI→ELEVEN
歌:AKG414→Neve1073DPA
楽器類の選定理由は、速い曲だからですな。
ベースは弦高低いやつを選び、
ギターは…..これしかチューニング合うやつ持ってないんス。
歌は、彼女達は歌う時のみ声が小さいからサラっとしたタイプ、
普段は彼女達の歌録りにもVT737を使うんですが、今回はギターが挿さってたのでNeveという…かなり宅録ノリっていうか、まじでDEMOスタイルですな。
Nice to Meet you『舌根』
ゼッコンです(笑)
今日はシブガキ隊を聞きまくってたからというのもあります。
舌根素音
凄いッしょ?33秒でワンコーラス完結させてますねん。
対応表的に歌詞も用意しておきます
Amelo
優しさと勘違いの中で
単調な声色の訳聞かない
Bmelo
人から人へつないでく
意図的に且つ友愛的に
『死別』最早遠い未来へ
Hookきっかけ
愛悲しい
生々しく
Hookシンガロング/ハーフテンポ
(I’m always)made to cry by you!
笑うなら
Hook落とし
笑えばいい
笑えばいいです
Hookシンガロング
(I’m always)feel sorry by you!
夢ならば
Hookアウト
覚めないでいい
このままでいいです

セッション図です
普段の録音にちかい感じにするために
ドラムパートは8本のオーディオトラックに分けてみました(左はしの『青』見えるかな?)
バスドラ
スネア
タム+フロアタム
ハイハット+ライド
クラッシュ2枚+チャイナシンバルで2トラック
スネアにのみリバーブかけてます
ギターは8本に分けました
ベースは1本、普段より少なめス
歌は音域別に分けました。都合6本
コーラスは4本
で?お父さん達もコンプでどんな処理にしようか想像できましたか?
男子の永遠のテーマはレベルアップ!でしたな?
どんな状態の曲が来ようと、文句を言わんと最善の結果を出す努力が必要!
今回も『罠ポイント』沢山用意してますよん。
まず歌系から
●Amelo1行目「勘違い」の「か」はリズムから8分オフらせてます。
●きっかけだけにコンプ失敗して耳にくると悲しいですな。
●同様に2行目の「訳聞かない」
●そして難関がAmeloの歌にかけられたスペーシーすぎるエコーですな。
BPM250だもんで、コンプのリリースを誤るとグイグイきますな。
●そしてBmelo!ここがこの曲で一番レベルが入っているところです。
●歌の音域を低くして、激しいギターに歌がマスキングされやすいポイントというニクい演出つき!
ライブでも歌が聞こえなくなるポイントですな。
●Hookきっかけの「愛悲しい 生々しく」にもディエッサーはかけてません!歌詞は半濁音と歯擦音で作ってますよ!
レベルも入れてますよ!お父さん頑張れ!
●ちなみにこのきっかけからBPM230になります。
●Hookのシンガロングは、パンチなくしてます(サビとしてアカンけどね)
●Hook落とし部分はレベルが落ちてますよん!
●2回めのシンガロングは、コーラス4声になります。
ドラムは
●Bmelo「つないでく」「友愛的に」はフィルですね。
潰れやすいので気をつけましょう!
●「遠い未来へ」の部分は…何しても無理やと思いますした(笑)
●サビ部でリムがけ何回か外れた演出してますよん!
●ラストのスネア2発はフルショットしすぎて歪んでもて、逆にパンチない感じになってもた風にしてます。
ベースは
●モリモリした音になっとりますな。
●この状態で納品すると、確実にクレームがくるレベルですな。
●ローカットしたいところですが、今日はコンプの実験の日ッスからね!
ギターは…
●とりたてて…あ、サビ裏「made to cry by you!」からリードがなります。
●「feel sorry by you!」からリードが2本になります。
●アウトロ付近で右から嘘っぽいリード追加!喜んで!
では新しめのコンプのご紹介!します。
って、うちにあるのはこれだけでした。ビックリですね!…サーセン
ビンテージ編と同じくマスターフェーダーに挿してます。
レッツコンプ!

DIGIRACK Compressor/LimiterDyn3
万能品ですな。
設定は画像通りです。
KNEE、SIDE-CHAIN(KEY、LPF、HPF)ついてて超便利!
そうそう!各つまみの使い方をネットで調べてもわからないお父さんは、ご当地の焼き菓子送ってくれたらこっそり教えてあげます。
しかしながら負荷が低いし、最近の音楽でマスターにこれを挿しても、メンバーが納得するとは思えないッス(顔的にね)
設定通りの仕事をした!みたいな。
音の方はサラっと仕上がりますな。
ただ設定は…この実験の様に「音質は割と無視して、ギリギリまでレベルを叩く実験」だとBPMが速いぶんキツいですな。
頭を「2MIXを聞きやすくまとめる」に切り替えんと、僕には無理な気がしてました。
でもHook落としの「笑えばいい 笑えばいいです」のスネアとか、いい事もありますね!

WAVES RCompressor
設定は画面通りです。
オートリリースが売りッスね。
叩きの方もRatioを上方向に持っていけば、エキスパンダーになります。
ElectroとOptical、WarmとSmoothで微妙にキャラを使い分ける事ができますな。
ローがしまるし、今時MUSICのコンプだと思います。
ラスサビの『スネアうち損じ』も聞こえますし、この子は凄い子なんです。
設定はそのままでElectroからOptiに変更
この子を挿してからずっとAmeloのエコーがスペーシー過ぎると思いません?
だもんでWarmをSmoothに、リリースをオートにしてみました。

Focusrite d3 Compressor/Limiter
設定は画像通りです。
この子はKeyとオートモードが便利なんスよね。
でも普通にかけても楽しい子です。
VCAのシミュレーションって事で立ち上げた瞬間パツーンって言いますな。
VCAだけに戻りのカーブが反比例のグラフみたいやからやと思っています。
最近どこにお邪魔しても実機を見かけんのは、価格が理由やと思います!
Hookきっかけの「愛悲しい 生々しく」は左ギターに耳がいっちゃいますな。

DrawmerECLs
設定は画面通りです。
エキスパンダーでアクセントを強調してコンプでまとめるという、バンドマンズプラグインやと思います。
Bmeloのギターの鳴りっぷりの良さ、ちゃんとサビで上がってくれる所とか
偉いなぁって思いました。

t.c.electronic MASTER X3
設定は画面通りです。(見えます?)
所謂ファイナルプロセッサだもんで、マルチバンドですな。
すんません…10年使ってますけど、まだあんまし使い方分からないという(泣)
使う時はほとんどプリセットです。
多分3バンドって?というのが僕には難しいんだと思います。
弟君のMASTER X5は男前やし5バンドですな。
エキスパンダー、コンプレッサー、最終段リミッターの3段攻めですな。
TARGETスライダーがらくちんです。
フラット、ハイ下げ、ハイ上げ、ミッド抜きの4種の音質カーブに近づけて、
1台でお客様を納得させる仕上がり!素晴らしい!
新製品のMD3は最強や!と思いました。またセールしてくれんかな…
あ、MASTER X3は今回のようなツメの甘い設定の場合でも、
派手な中にもメリハリを表現できるという素晴らしい子やと思います。

McDSP Channel G
設定は画面通りです。
EQ付きのChannel Consoleもありますが、実験にはEQ使ったら駄目なんで!
プリセットにはAPI NEVE SSL EシリーズとGシリーズ、バスコンとかの設定がありますが、
つまみの動き(特にKNEE)が制限される点が嫌なもんで(それが特徴やねんけどな)、気がつけば普通に使用してしまいってます。
FILTER、次にEXPANDER/GATE、最終段にCOMP/LIMITERがきます。
KEY関係が楽しいので、1コ立ち上げたらどうにでもなる!って使い方をしてます。
実験ではフィルターで歌を検出、コンプに検知させたもんで、仕上がりがいまいち物足らないッスけどいい子なんス。

Digidesign IMPACT
設定は画面通りです。
SSLのバスコンプのシミュレーションですな。
RATIO毎に音の傾向が違うのがおもしろなんですが、今回は2を選択。
最初のハットからヤル気まんまんって感じですな(笑)
歌が上がって聞こえますな。
録り音によっては若干ローが重たい印象も、他の子に比べて多めで発生するんですが、高級な音やと思います。
うちでは…主に各楽器をまとめたバスにやっぱりかけてしまいます。
普通ですんません。

WAVES Renaissance Axx
設定は画面通りです。
簡単オペレート系ですな。
ちょっとだけローがすっきりしますな。
楽器用って事で、ギターか…ベースのフィルトラック、子音を強調させたい歌なんかに使ってます。

WAVES RVox
設定は画面通りです。
こちらは歌用らしいですね。
女子の性格まで優しいんちゃうか?と錯覚するほどの柔らかい音質ですな。
Ameloのドラムが悲しい事に…Bmeloで巻き返せたのはどういう?

Digidesign Smack!
設定は画面通りです。
この前紹介したので説明割愛。
なんか今日はSmack!の調子が悪かったのか、うまくまとまらんかったので(オレやオレや)偶数倍音を足したVer.です。

McDSP MC2000
設定は画面通りです。(見えるんか?)
マルチバンドコンプですな。
こちらもいっぱいプリセットが入ってて、男子は大層気分が良いです。
触る所が多いのと、2dbかかってしまうと結構やっちゃった的な音になるやんちゃものです。
でも便利ですな。

Sonnox Infrator
設定は画面通りです。
所謂マキシマイザーらしいのですが、日本代理店に伺った所
「倍音を触ってる」らしいですよ。
バランスを変えずに音圧を!みたいなオーダー時に使ってます。
Bmelo「友愛的に」裏のドラムが潰れてない!てか素音よりもハッキリしてないスか?
この子は偉い子やと思います。

Sonnox TRANSIENT MODULATOR
設定は画面通りです。
変わり種ですな。
アタックを強調できます。
今回この子には無理させてますから、最初のハイハットからヤル気まんまんですやん!
微妙に使うといい感じなんスよ?
普段は古い音源とかマスタリング済み音源に使うのが多いです。

SPL Transient Designer
設定は画面通りです。
こちらも超流行った実機のシミュレーションですな。
サスティーンを減らせる所が偉い!
どうでしたか?
コンプ楽しいな!以外でも
好きなコンプが見つかったり、
シミュレーションではなく実機を触ってみたくなった!
なんて思ってくださったら幸いです。
ただ、プラグインの超利点をあげるとしたら、割と完璧なオートメーション機能です。
EQはともかく普通の制作でコンプの設定が1曲まるまる同じなんて事ありえませんもんね?
もしくはコンソール風に、EQ動かしてコンプに楽させたりとか。
自分事ですが、コンプのニュアンスを調べるなんて事もしなくなっちゃった昨今、
やってて楽しかった実験でした。
ニュアンスを調べなくなった理由は…やっぱりニーズでしょうか?
こんな感じで最終で音圧をあげちゃうオーダーがある以上、保守的なMIXって言うんですか?
マスタリングで狙った音に持って行きやすいMIXを心がける様になったからやと思います。
リミッターはともかく、コンプレッサーは何故世界に誕生したのか?
このコンプ開発者は、何をかけながら開発したのか?
そんな事も考えてくれる機会になれたらメッサ嬉しいです。
あとオマケです。
歌ものは、歌にコンプ処理が引っ張られるもんなんです。
一番のリードパートやから当たり前なんですけどね。
だもんでカラオケVer.も置いときますね。
格好よく仕上げて下さ~い!!!
ではまた!思いついたらなんか実験やります。
レッツコンプ!
October 6, 2009 8:31 pm |
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みんなコンプ好きですか?
僕はコンプも好きですけど、コンブも好きです(失笑していいッスよ)
でもね、正直コンプレッサーの違いが音にどんな風に影響するんだろう?
僕にはわかりません。
なんて言うかプラフインコンプを全面に使いだしてからは…
フォトカプラかVCAか、そうじゃないのか?と、
「この子はローに甘め」とか「この子は全域に厳しめ」とかね、
ピーク検知の方法くらいの違いじゃないんかな?
そのくらいの認識です。
みんなも同じやと思いますけど、
なんて言うかコンプっていうたら、今うちでは悲しいかな100%プラグインコンプやし、
狙った音が頭の中にあってコンプを挿すという流れ上、
どのコンプを使っても…結果は同じにもっていくもんでしょ?
とかいいながら、
「コンプによる音の違いがいかほどのもんか?」
気になったままで過ごしていては男子諸君は生きてはいけないんス。
だもんで今日は、超クールなトラックを作って、コンプレッサーをマスターフェーダーに立ち上げてみました。
と宣いながらも…うちのPCに入ってるやつのみなもんで、
比較対象するにも記事にするにも…とっても心もとないんスけどね!
なんしか今日はビンテージ臭がする系を立ち上げてみました。
どうもね、あいつらのルックスに気持ちが引っ張られてるような気がするのですよね!
『今日から始める!親父のための週末宅録~コンプ編~』
はじまります。

素材1.BPM=150『だだ弾き』
♪1素音
ドラムはstructureのヴィンテージキットです。
ベースは’66のプレベ→BASS POD PRO(プリセット:MOTOWN)
ギターはPRSの一番安いSSH(PU:フロント)→AVALON VT737→digidesignEleven:アンプタイプVOX
リリースが見えやすい様にスプリングリバーブ入れてます。

素材2.BPM=130『間あり』
♪2素音
ドラムはstructureのヴィンテージキットです。
ベースは’66のプレベ→BASS POD PRO(プリセット:BRIT MAJOR)
ギターはPRSの一番安いSSH(PU:前半リア、後半フロント)→AVALON
VT737→digidesignEleven:アンプタイプ初期設定のやつ
リリースが見えやすい様にスプリングリバーブ入れてます。
って、プラグインコンプの聞き比べって念をおしとるにもかかわらず
「演奏がグダグダやがな…」とか言うやつ、確実におるね!

まずはルックスからは全くヴィンテージ臭がしないdigidesign標準品から
マスター用のプリセット『Brickwall』
♪ダダ弾き
♪間あり
目をつぶらされてね、
「さあ!どれがビンテージコンプでしょう?ノーヒントで正解したら100円!」って言われたら真剣になるけど、
「これビンテージなんだ」と言われたら僕は多分digi標準品でも「あ、やっぱビンテージ系はいいッスね!」とかコロっとだまされるッス。
実は曲自体にちょっとだけ意地悪(でもないか)してるんス。
『ダダ弾き』の方はフロア8分(金物系なし)スタートなもんで、ローからミッドスタート、後半からハイ成分が出てくるので、コンプをマスターに、しかもそのままの設定で強めにかけると違和感がでるんスよ。
『間あり』の方は、2小節目まではよくあるユニゾンフレーズなんスけど、間の部分に出てくるドラムフィルの解釈の仕方(コンプ設定な)が難しいんス。
2~4小節目まではギターとベースがテレコになってますんで、ピーク検知次第ではフワフワしてまうもんなんス。
7小節目2拍目のスネア2発を小さく叩いてるところも小さく罠です。
なんしか『間あり』の方は、主旋がない所を筆頭に、マスター強めにコンプをかけるのが難しい系の曲です。
さ!レッツビンテージ!
digiさんのコンプで素で5dbくらい叩かれてましたので、以下基本聴感は無視して(あかんがな)全員に5db叩いてもらいます(まずメーターの方式の違いという鬼門がありそうやけど)
ちなみに僕は今日触るコンプのほとんどのプラグインを1回も(多分)自分から選んで使った事がないんス。
理由は視覚よりも音で値を決めないといけないからっス(多分)
食わず嫌い的に苦手系なんス。

●BOMB FACTORY BF-2A
♪ダダ弾き
♪間あり
頑張ってる感が演出できますな。
ひいきしない感じがいいと思います。
右下にLIMITとCOMPの切り替えがあるんスけど、よくわからんかったです。
多分『歌』とか『ギター』とかいう単独のトラックにかけんとオレには判別無理!

●BOMB FACTORY BF-3A
♪ダダ弾き
♪間あり
実機だと増幅素子が石になったんスよね?そのぶんなんとなく音像にシマリがある気がしますな。
2Aとはつまみ位置が逆なので気をつけんとね!と思いました。

●BOMB FACTORY BF76
♪ダダ弾き
♪間あり
さっきまでの2機種は『音量』と『叩き量』のつまみでしたが、この子は『入力』と『出力』のつまみ構成に変わりました。
つまみが増えたぶん音作りにおける汎用性が高くなり、そのぶん変な音になりやすかったためでしょうな。
実機の人気の秘密がわかります。
また、アタックとリリースを触れるので、音符の長さを制御しやすいですな。
作例では-5dbとマスターには極端な設定ですのでキツいですけど、
フィル系があげられたりと、視覚(音の行方を追う)に近いセッティングができるって事でしょうな。
僕個人の事で書かせてもらうと、この子を使うと耳がキュっと引っ張られる感じを受けるんスよね。
有名ですけど、レシオつまみを4つとも押し込むとワシャワシャなります。
♪ダダ弾き
♪間あり
実機の1176は増幅素子がFETという事でしたな。
当時から真空管っぽいニュアンスを出したい!とかいう考え方あったんスかね?

●BOMB FACTORY MC77
♪ダダ弾き
♪間あり
さっきの黒い子のコピー品のさらにプラグイン化ですな。
実機の方にもサイドチェイン端子があるんスよ!偉いな。
こちらも4つ押しできます。
♪ダダ弾き
♪間あり
マスターに挿す時の『4つ押し』に関しては、BF76よか使いや手がありそうですな。
ここまでのコンプ4種で、僕なりの注目点は、
ダダ弾きの方、3拍子になってベースがオクターブあがった辺りからのボリュームのあがり方です。
BF76以外は上がってるんですよね。
だもんで一概にリリースタイムが短いからとか言えなくなったんス。
てか、1176のコピーのくせに!ちょっと違うやん!とか思ったス。

●BOMB FACTORY Fairchild660
♪ダダ弾き
♪間あり
実機は言わずと知れた超有名コンプですな。
入力値を決めて、叩く量を決めて、音の長さを決めるだけで最高!というふれこみの簡単コンプ
「悪かろうはずがない」的に、みなさん音量上げ目で使ってしまうのではないでしょうか?
TIME CONSTANTつまみに注目!
実機にはない7、8番って?
5、6番は中をジャンパ配線をいじって自分でセッティングするもんで、誰かのセッティングってこってすな。
ちなみに今日は気分で3番をチョイスしました

●BOMB FACTORY Fairchild670
おお!ステレオ仕様ですな!
ってこの記事上でここまでで登場してきたやつも実機はモノラルです。
2台購入、線つないでリンクさせたりせんでもいいって所がプラグインサマサマなんですな!
♪ダダ弾き
あ、Fairchild670には『LAT VERT』モードがあります。
LRだけじゃなくて、MS(センターと外側に分けて触れる)での作業ができるので、
逆相っぽい…気持ち良い風味も演出できますな。
♪間あり

●BOMB FACTORY Slightly Rude Compressor
BOMB FACTORYさんがエミュレート系ではなく、初めて自分で作ったコンプでしたっけ?
『ちょっと失礼なコンプ』というネーミングから、いろんな気持ちを伺えます。
注目は下部にある切り替えスイッチ『ちょっと』と『めっさ』が選べるところでしょうな。
♪『ちょっと』でダダ弾き
アタックを長めにプッシュしてくれる感があるのと、何故だかシンバルも奇麗に伸びてますな。
♪『ちょっと』で間あり
ギターの音量は変わらんところが凄い!マジックや!と思いました。
♪『めっさ』でダダ弾き
スネアアタックに特徴が出ますな。
♪『めっさ』で間あり
5dbでも苦しいですな。
でも1~2小節目でバスドラが聞こえるのは凄いと思います。
『失礼』の値を上げるとこんな事もできるみたいです。
ニュアンスが残るところは凄いですな。
♪RUDENESSダダ弾き

●EVENTIDE OMNIPRESSOR
ブライアンメイ先生が使ってたというイメージだけで、うちでもそれ風の曲のギターソロにたま~に立ち上がる事があります。
OMNIPRESSORプラグインはモノトラックにしか立ち上がらないので(ですよね?)作例にはUltra-Channelさんを使用。
こっちの方が突然ビックリするような音が出ない分使いやすいですな!
♪ダダ弾き
♪間あり
左横にもう1発KneeつきのCOMPRESSORがいてます。
この子もリミットボタン(RMSからPEAK Limitに変わる)とディエッサー機能がついてて秀逸ですな。
♪ダダ弾き
♪間あり
コンプとは関係ないですけど(でもないか)右端にはトランス臭を醸し出すボタンがついてます。
EVENTIDEはきっとこういう『豪華セット』系が好きなんスよね?
ルックスから来る『分かりにくさ』から使うのを敬遠してましたが、画面を3分眺めてたらなんだかヤル気になってきました。
今度『豪華セット』のみしか使ってはいけない的な制約を設けてMIXしてみたいと思います。

●Drawmer ECLs
僕らの世代には「みんな大好きドローマー」「財布に優しいドローマー」「値段以上の仕事するドローマー」ッスよね?
所謂NewWave世代はガシガシ切れるGATEとDBXよかもうちょいジェントルにパコパコ潰れるコンプで
お腹いっぱいになれたもんスよね?(同意を求めてる)
AUTOモード、AUTOゲイン、後段リミッターには大変お世話になったもんス。
なんしか何も考えず使えた機材ってのがPUNK〜NEWWAVE世代に受けがよかったんでしょうな。
ECLsはエキスパンダーでダイナミクスを強調した後若干コンプでダイナミクスを潰すという、言葉で書くと「それってどうなん?」系なんスけど、実際は
轟音系のギターとかベースでも、ピッキング強調!そこからサスティーンは潰れてほしいみたいなパターンってあると思います。
そういう時の心の友なんでしょうな。
♪ダダ弾き(エキスパンダーは不使用)
♪間あり(エキスパンダーは不使用)

●Drawmer GCLs
ゲートで切った音にコンプかけれる偉い子です。
サイドチェーンでダッキングもできるので、歌のタイミングでギターを下げたりとか非常に便利
フィルターはお手軽にバンドパスできますねん。
♪ダダ弾き
♪間あり
しかしなんでしょう…Drawmerとかの80’sの機材をビンテージ呼ばわりされるとなんだかなぁ…。

●JOEMEEK SC2
へ〜…すっかり90’sのブランドやと思っとったのですが、カスタム系では歴史があるんですな。
♪ダダ弾き
♪間あり
つまみの数値表記がスパイラルタップ風の割に素直な音で歌ものにも行けますな。
この子にはSlopeという6段階のカチカチスイッチがついとりまして、実機によるとRATIOの事なんだそうですが、いまいち信じられん(笑)
ピーク検知の周波数も触ってるんちゃうん?と思い、いろんな波形(持続音)を入力してみたのですが、つかめませんでした。

♪Slope2ダダ弾き
♪Slope6ダダ弾き
な?2番って怪しくね?

●Digidesign Smack!
ビンテージ風味って事で(笑)
この子は出来る子です。大好きです!ほぼ毎日使ってます!(この位でいいッスか?w)
ポイントもいっぱいありまして、
通常は1176系の触り方をするみたいですが、僕みたいぢゃなく賢い人は
1)RATIOを1:1付近にしながらインプットとアウトプットを調整(サチリ感を出すんでしょうな)
2)欲しいRATIOまで持っていったらアタックとリリースを調整
3)その後サイドチェインEQとDISTORTION、HPFを触って1)から見直し。
やっとれっか~い!
その他NORMモード、WORMモード、OPTモードがあり…なんなんでしょ?
NORMはFET
WORMはFETでリリースのキャラクターをオプチカルっぽくしたはる様ですな。
OPTはそのまま光学式コンプレッサーのトロさですな。
♪NORMダダ弾き
♪NORM間あり
注目場所は、『ダダ弾き』の方のスネア!周りの演奏の高低によって長さがすんごく変わるでしょ?
打ち込み系に命を与える機材っぽくて笑顔にならないッスか?
『間あり』の方は8ビートになって3小節目の罠スネアの表情ッスね。
音量の大小が距離感になってくれてる感が、ライン録り系にも奥行きを与えられる機材的ですばらしい。
で、次はWORMモード
♪WORMダダ弾き
♪WORM間あり
『ダダ弾き』はバスドラは丸く、スネアはシャイシャイしてきますな。
『間あり』は幾分ワイルドになってしまいましたな。
で、OPTモード
♪OPTダダ弾き
♪OPT間あり
あ、やっぱりLA-2A的ですな
このへんで飽きてきたので、結構な量のつまみを触らずにSmack!の実験はまた今度で。

●Softube FET COMP
♪ダダ弾き
♪間あり
新人さんッスね!
ルックスは25年前位のプリメインアンプの顔ッスけど、この子出来る子です。
サイドチェーンも充実、先読みコンプ機能もあったりで爆音系にも納得スね!
Softubeさんは歪み系を筆頭に全部音いいッスもんね!
この子もナイス歪み持ってます。
って、音もこの子が今日一番のまとまりを見せたんスけど!
ビンテージコンプの実験どうでしたか?
僕の超個人的な意見を言わせてもらうと、
やっぱりコンプにはビンテージも何もないんじゃないか?と思うんスよね。
通常ならコンプの前段後段に来るEQとか、サチらせ機や…単純にレベルの入れ方とかの頑張りも、
コンプサウンドの表情になってるわけでしょ?
今回の実験は無謀って言うか、制約が多かったッスもんね!
●EQの使用禁止
●音は無視してとにかく5db叩く
●アタック、リリース、レシオは極力触らないで、プラグインの初期設定で動いてもらう
しかも一番の聞かせどころの歌とかいうメインパートがないという…。
操作して欲しいからつまみがついてるわけで、はたまた曲に応じた設定ってのがあるんス。
それを触ってはいけないというのはガスコンロで言う所の「火力調節禁止!」みたいなもんなんス。
絵で言う所の「面相筆のみ使用許可!」みたいなもんス。
写真でいう所の「F5.6のみで撮れ!」
だもんで、他の楽器に伴うドラムサウンドの変化を中心にコメントさせてもらいました。
ベーシストはベースを追っかけて、
ギタリストはギターを追っかけて聞いて、音の変化が見えたなら幸いです。
今度時間がある時は新しい系を….あ、Focusriteの存在忘れてた….
またの機会に!
October 3, 2009 3:03 am |
カテゴリー:指南もどき |
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